台湾からヤマト運輸で日本へ荷物を送ることは可能です。
ただし、荷物の量によって使うべきサービスが異なり、それぞれ日数の目安も変わってきます。

台湾から日本にヤマトで送りたいんだけど、どうやって送るの?あと何日かかるの?

ヤマト運輸って言っても、荷物の量によって方法も日数も変わるよ!
台湾のヤマト運輸には、大型の家財道具などを運ぶ「海外引越」と、小口荷物を送る「黒猫宅急便の國際宅急便」の2種類があります。
この記事では、それぞれのサービス内容と配送日数の目安、さらに佐川急便・郵便局との比較検討で気づいたことまであわせて紹介します。
なお、郵便局を使った発送方法の比較や配送業者の一覧を知りたい方は、台湾から日本への荷物発送方法まとめもあわせてご覧ください。

台湾の「ヤマト運輸」には2つのサービスがある

台湾のヤマト運輸は、運営会社やサービスが2種類に分かれています。
大きな家財道具などの引っ越しを扱う「海外引越」と、小さな荷物を送るときに使う「黑貓宅急便(hēimāo zháijíbiàn)」の「國際宅急便(guójì zháijíbiàn)」です。
以下の3点を押さえておくと、自分の荷物に合ったサービスを迷わず選べます。
同じ「ヤマト運輸」という名前でも、実際に個人が使えるサービスとそうでないサービスが混在しているため、1つずつ整理していきます。
台湾ヤマト運輸の「海外引越」
台湾ヤマト運輸(台灣雅瑪多國際物流)が運営していて、見積もりから搬入まで日本語でサポートを受けられます。
約束の日時に担当者が下見に伺い、その結果をもとに見積りが出される流れです。
詳しい流れについては、ヤマトの海外引越サービスの流れと日数で紹介します。
台湾ヤマト運輸自体の「国際宅急便」は個人利用不可
台湾ヤマト運輸には、「国際宅急便」という名前のサービスもあります。
沖縄ハブを経由して各国の宅急便ネットワークをつなぎ、最短翌日でのDoor to Door配送を行うサービスです。
個人の国際小口貨物と国際宅急便の取り扱いは現在停止されています。
同じ「ヤマト運輸」というブランド名であるため、個人で荷物を送りたい方が「結局ヤマトでは送れないの?」と混乱してしまいがちです。

個人が荷物を送りたいときは、統一速達が運営する黒猫宅急便の「國際宅急便」を探すのが確実だよ
黒猫宅急便(統一速達)の「國際宅急便」が個人向けの小口配送
個人がダンボールサイズの荷物を送る際に実際に使えるのが、黒猫宅急便の「國際宅急便」です。
120cm・15kg以内の荷物が対象で、引っ越し荷物や別送品(留学・旅行に伴う身の回り品)は取り扱い対象外です。
台湾から日本のほか、シンガポール・香港・マレーシアへも対応しています。
ただし観光客や短期滞在者、帰国が決まっている人は利用できないため、台湾在住者向けのサービスという点にも注意が必要です。
ヤマトの海外引越サービスの流れと日数

海外引越の申し込みから荷物到着までは、大きく7つのステップで進みます。
- お見積り依頼(電話・メール・ホームページ・LINEから連絡)
- 下見・お見積り(訪問のほか、ビデオ通話や写真でも対応可)
- 荷物の仕分け(自分で梱包する場合は段ボール等の資材が届く)
- 引越作業(搬出)
- 通関・輸送(倉庫でパレットに梱包後、通関・輸送)
- 帰国・赴任地到着(別送品申告書で税関申告)
- お届け(搬入・使用済み資材の回収)
日数の目安は、航空便と船便で大きく異なります。
航空便は、合計150kgまでの荷物であれば帰国後約1週間で宅急便として届きます。
ただし、1つの荷物のサイズが3辺合計160cm超、または25kg超の場合は宅急便での配達ができず、別途相談が必要なので、注意しましょう。

急いで必要なものは、航空便がよさそうだね
一方船便は、帰国後約4週間(最短3週間)での到着が目安です。
すぐに手元になくても困らないものや、重量のある家具・家電など航空便に適さない荷物は船便を利用しましょう。
なお、150kgを超える荷物や、通関検査・航空機・船舶の遅延がある場合は、配達日が別途調整になる点も覚えておきましょう。
実は私自身も、荷物を日本に送るタイミングで海外引越の利用を検討したことがあります。
ただ、実際に見積もり依頼をするところまでは至らず、ほかの選択肢と比較しただけで終わりました。その経緯は、後ほどで詳しく紹介します。
黒猫宅急便(國際宅急便)の台湾から日本への日数と料金の目安

黒猫宅急便の國際宅急便で台湾から日本へ荷物を送る場合、所要日数は3〜4日が目安です。
ただし金曜日・土曜日に発送する場合は、通関作業のため予定配達日より1日遅れる点に注意が必要です。
料金体系とサイズ制限は以下の通りです。
| サイズ | 重量上限 | 料金 |
|---|---|---|
| 書類のみ | 1kg | 450元 |
| 60cm以内 | 2kg | 680元 |
| 90cm以内 | 5kg | 1100元 |
| 120cm以内 | 10kg | 1800元 |
サイズ・重量の上限は3辺合計120cm・15kgまでで、これを超えると1kgにつき140元の追加料金がかかります。

金曜・土曜発送だと通関の関係で1日遅れるから、急ぎの場合は平日の早めの発送がおすすめだよ
利用方法は、宅急便営業所への持ち込み(荷物・書類とも対応)のほか、コンビニ(書類のみ)、電話での集荷依頼から選べます。
関税は個人利用の場合、受取人(日本側の受け取る側)負担になる点も押さえておきましょう。
佐川急便も検討して郵便局を選んだ話

私が日本に送ろうとしていた荷物は、宅配120サイズ相当の段ボール3箱で、かなり重量がありました。
この量だと、大型の荷物がないものの、まとめて発送するには重さがネックになり、どの方法が合っているのか迷いました。
そこで、ヤマトの海外引越と並行して、台湾佐川急便の國際快遞も選択肢として調べてみました。
ただし、ヤマトと同様に実際の見積もり依頼までは進めず、比較検討の段階で終わっています。
最終的に選んだのは、郵便局の船便でした。
3箱をまとめて一度に送るのではなく、期間を空けて1箱ずつ発送する形を取り、1箱あたり600〜800元かかっています。
「まとめて依頼する必要がなく、少しずつ送れる」という柔軟性が、郵便局を選んだ大きな理由でした。
ヤマトや佐川の引っ越し便は基本的にまとめて依頼する前提のサービスなので、荷物を分けて送りたい場合には向いていません。
あわせて、EZPostでの発送に慣れていたことも決め手の1つです。
荷物をまとめて一度に送りたいなら引っ越し業者、期間を空けて少しずつ送りたいなら郵便局、という選び方も1つの目安になるでしょう。
郵便局での発送方法は、以下の実際に私が台湾から日本に荷物を送った方法を確認してください。

台湾の「ヤマト運輸」についてのよくある質問

台湾からヤマト運輸で荷物を送る際、どのサービスを選べばいいのか、日数はどれくらいかかるのか、気になる点は人それぞれです。
ここでは、ヤマト運輸での発送を検討する際によく寄せられる質問をまとめました。
該当する質問があれば、ぜひ参考にしてください。
- Qヤマト運輸で台湾から日本に荷物を送ると何日かかる?
- A
海外引越の場合、航空便で約1週間、船便で約4週間(最短3週間)が目安です。
黒猫宅急便の國際宅急便であれば3〜4日で届きます。
- Q台湾ヤマト運輸の「国際宅急便」は使えないの?
- A
台湾ヤマト運輸自体が運営する「国際宅急便」は、個人の国際小口貨物の取り扱いを現在停止しているため使えません。
個人が荷物を送りたい場合は、別会社が運営する黒猫宅急便の「國際宅急便」を利用しましょう。
- Q黒猫宅急便の國際宅急便はどこで送れる?
- A
宅急便営業所への持ち込みのほか、コンビニ(書類のみ)、電話での集荷依頼から選べます。
ただし観光客や短期滞在者、帰国が決まっている人は利用できません。
- Q引っ越し規模ではない荷物でも海外引越を頼める?
- A
台湾ヤマト運輸の公式サイトには、荷物量の下限についての記載は見当たりません。
段ボール数箱程度でも、まずは見積もり相談自体はできると考えられます。ただし少量の荷物の場合、まとめて依頼する前提の引っ越し業者よりも、黒猫宅急便の國際宅急便や郵便局の方が手続きが簡単なケースが多いです。
- Q郵便局の発送方法とはどう違う?
- A
郵便局にはEMSや国際eパケットライトなど、料金・日数・補償の異なる複数の発送方法があります。
まとめて送るか、少しずつ送るかによっても向き不向きが変わるため、発送準備を進めたい方は台湾から日本への荷物発送方法まとめもあわせてご覧ください。
台湾からヤマト運輸で荷物を送るならサービスの見極めが肝心
台湾のヤマト運輸の2つのサービスと、それぞれの日数の目安、佐川急便・郵便局との比較検討で気づいたことについて紹介しました。

同じ「ヤマト」でも、使えるサービスと使えないサービスがあるなんて、知らなかったよ

自分の荷物量と、まとめて送るか少しずつ送るかで、選ぶべき方法が変わってくるんだね
- 大型の家財道具は台湾ヤマト運輸の「海外引越」、小口荷物は黒猫宅急便の「國際宅急便」を選ぶ
- 台湾ヤマト運輸自体の「国際宅急便」は個人利用不可。検索で見つけても申し込めないので注意
- 海外引越の日数目安は、航空便で約1週間、船便で約4週間(最短3週間)
- 黒猫宅急便の國際宅急便は3〜4日が目安(金・土発送は1日遅れる)
- まとめて送るなら引っ越し業者、少しずつ送るなら郵便局というように、荷物の送り方によっても向き不向きがある
自分の荷物量や送り方に合わせて、無理なく発送できる方法を選んでみてくださいね。
語学を勉強するのが好きで、大学時代に中国語を副専攻で勉強しながら、ラテン語の授業を受けたり、韓国語を独学で勉強したりした。
大学卒業後、台湾の台中で1年間のワーホリを経験。
また、オンラインでイタリア語を5年学習中。
台湾でのワーホリ経験を中心に、語学学習の楽しさやむずかしさ、さまざまな国の文化を発信しています。

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