民國114(2025)年7月1日より、中華郵政の口座開設のルールが変更されました。

台湾で銀行口座を開設したいんだけど、どうすればいいの?

ルールが改正されて今までの常識が通用しなくなったよ
この記事では、2025年から変更されたルールについてと、現行のルールで銀行口座を開設する方法を解説します。
台湾で銀行口座を開設する際は、常に最新情報をご確認ください。
【最新】中華郵政の口座開設のルール変更

2025年7月より中華郵政の口座開設のルールが変更されました。
中華郵政の公式サイトに以下のお知らせがありました。
外國人需要什麼證件開戶?
本人憑居留證、第二身分證明文件(護照、健保卡或駕照等)及印鑑親自辦理,不得委託他人代辦。
暫停受理持護照及「中華民國統一帳號基資表」辦理開戶,恢復辦理時程將另行公告(如係請領獎學金需求之外籍學生,另出示「教育部華語文獎學金證明書」或「外交部台歐連結獎學金證明書」以及就讀學校出具之證明文件,仍得持護照及統一證號基資表辦理開戶)。
因歸化我國國籍而取得國民身分證之外籍人士者,本人憑國民身分證、第二身分證明文件及印鑑辦理,並請檢具登載有原統一證號之文件(如具「詳細記事」內容之戶籍謄本、原居留證影本、或其他載有統一證號之文件)。
引用元:中華郵政
日本語訳は以下の通りです。
外国人が口座開設をする際に必要な書類は何ですか。
本人が居留証、第二身分証明書(パスポート、健康保険証、運転免許証など)、および印鑑を持参し、必ず本人が窓口で手続きを行う必要があります。
代理人による手続きはできません。現在、パスポートおよび「中華民国統一証号基資表」を使用した口座開設は一時停止しています。
再開時期については、別途公告されます。
ただし、奨学金を受給する外国人留学生の場合は、「教育部華語文奨学金証明書」または「外交部台欧連結奨学金証明書」、および在学中の学校が発行した証明書を追加で提出すれば、パスポートおよび統一証号基資表での口座開設が可能です。帰化により中華民国国籍を取得し、国民身分証を所持している元外国籍の方は、本人が国民身分証、第二身分証明書、および印鑑を持参して手続きを行います。
その際、元の統一証号が記載されている書類(「詳細記事」が記載された戸籍謄本、旧居留証のコピー、または統一証号が記載されたその他の書類)を提出してください。
つまり、居留証を持っていない外国人は、台湾で銀行口座を開設できません。
以前はパスポートと中華民国統一証号基資表、印鑑、マイナンバーカードを持っていれば、中華郵政は比較的簡単に開設できました。
しかし、今回のルール変更で、居留証を持っていないワーホリビザの人は、どこの銀行でも口座開設が難しくなりました。

実際に、ワーホリビザで渡航した人から、どこの銀行に行っても口座開設を断られるって話を聞くよ
居留証を取得できる?
学生ビザや就労ビザであれば、居留証を取得できます。
居留証は90日以上台湾に滞在する場合に必要な身分証明書です。
居留ビザで入国後15日以内に現地の内政部移民署(移民局)で申請する必要があります。
しかし、ワーホリビザの場合、居留証を取得できません。
ワーホリビザは、原則として居留証ではなく、180日ごとの更新を要する「停留査証」で滞在します。
また、ワーホリ期間中に就職が決まっても、ワーホリビザのまま居留証へ切り替えることはできません。
一度出国して観光ビザで再入国し、労働ビザを取得するなどの手続きが必要です。
つまり、ワーホリビザで台湾に来た場合は、現行ルールでは現地で居留証を取得できず、口座の開設もできません。
台湾の銀行口座開設に必要な基本書類と準備

ここでは、居留証を持っていないワーホリビザ人向けに開設のために必要な準備を紹介します。
居留証を取得されている方は、台湾の銀行口座開設手続きの流れを参照ください。
ワーホリビザでも銀行口座を開設できる力技があります。
決して悪いことではないので、安心してください。

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就業先を決める
銀行口座開設の前に、先に就業先を決めます。
基本的には、アルバイトであっても口座がないと働けません。
会社側に事前に説明し、銀行口座開設のために必要な書類を準備してもらいましょう。
ただし、夜の店などグレーな会社の場合、口座開設ができない可能性があります。

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台湾ワーホリでの仕事の探し方や手続きについては以下の記事を参照してください。
必要書類を準備する
仕事先が決まったら、次は銀行口座開設に必要な書類を準備しましょう。
基本的には以下の書類を準備する必要があります。
- パスポート
- 統一帳號基資表
- 日本のマイナンバーカード
- 台湾の会社で働く証明書
ちなみに、私がワーホリしていたときも、一般的な銀行では台湾の会社で働く証明をする必要がありました。
当時でも、一般的に開設が難しいとされる一般的な銀行では、現行のルール近かったので、中華郵政もほかの銀行に倣ったのかもしれません。
現在でも可能かはわかりませんが、私は採用メールを見せて口座開設の許可を得ました。
印鑑を準備する
最後に印鑑を準備しましょう。
特に中華郵政の口座を開設する際は、印鑑が必須です。
台湾では日本と異なり、フルネームの印鑑を準備してください。
日本で用意してから行っても、台湾で作っても構いません。
値段は200元程度で、即日受け取れます。
さまざまな種類があり、デザインや素材によって値段は変動します。

ケース付きのものを選ぶと便利だよ!
また、口座関係の手続きをするたびに必要になるので、手続きするときは忘れずに持参しましょう。
台湾の銀行口座開設手続きの流れ

台湾で銀行口座を開設する手続きの流れは、基本的日本と同じです。
しかし、初めての手続きを外国語でするのは、苦労します。
事前に流れを把握しておくことで、窓口で戸惑うことなく、スムーズに手続きを進められるでしょう。
ここでは、外国人が台湾で銀行口座を開設する際の一般的な手続きの流れを、初めての方にもわかりやすく解説します。
必要書類を確認する
まずは必要書類を準備し、漏れがないか確認します。
必要書類は以下の通りです。
- パスポート
- 統一帳號基資表
- 日本のマイナンバーカード
- 台湾の会社で働く証明書
- 印鑑
ワーホリビザで渡航して、居留証がない人は、就業証明できる書類を準備しましょう。
銀行窓口で口座開設する
必要書類を持って、口座を開設したい銀行に行きます。
日本と同じで番号を発行してもらい、順番が来るのを待ちます。
ネットを見ると、事前予約が必要とありますが、私は予約なしで問題なかったので、銀行によるかと思います。
ただ、口座開設手続きに時間がかかるかもしれないので、時間に余裕を持って行きましょう。
番号を呼ばれたら、窓口で「我要開戶」といい、口座開設の手続きに移ります。
窓口の人に必要書類を渡せば、問題ありません。
手続きの途中、確認のため仕事先を聞かれ、実際に会社に連絡されるかもしれません。
キャッシュカードを受け取る
手続きが終わったら、キャッシュカードを受け取り、口座開設は完了です。
手続きの時間は、おおよそ30分です。
中華郵政では最初の預金用として、1000元預ける必要があります。
一般的な銀行では、最初の預金用が必要とは限りません。
念のため、最初の預金用の現金は持って行きましょう。

受け取ったキャッシュカードを使って、お金を預けるのもおすすめだよ
台湾のおすすめの主要銀行

台湾には利便性の高い主要銀行がいくつもあります。
銀行によって対応の丁寧さや支店数などに違いがあります。
ここでは、台湾生活やワーキングホリデー、留学中でも使いやすい、代表的な主要銀行を厳選して5つ紹介します。
1つ1つ見ていきましょう。
中華郵政
中華郵政は、台湾全土に支店を持ち、外国人でも利用しやすい銀行です。
都市部だけでなく地方にも郵局があり、生活圏の中で見つけやすい点が大きな特徴です。
ATMの設置数が多く、日常的な現金の出し入れにも困りません。
アプリもあるため、スマホで管理できます。
ネットバンキング機能はシンプルなため、初めて台湾で口座を作る人向けの銀行といえます。
永豊銀行
永豐銀行は、台湾の大手商業銀行の1つで、永豐金融控股の子会社として台湾国内に約125の支店を展開しています。
都市部を中心に支店が多く、生活圏の中で窓口やATMを見つけやすいのがメリットです。
個人向け預金口座や日常の送金・振替のほか、法人向け・財務管理サービスも幅広く提供されています。
モバイルバンキングアプリでは、生体認証ログインやQRコードによる送金など、便利なデジタル機能が使え、スマホでの取引がしやすい点も評価されています。
支店網やデジタル対応を重視したい人に向いている銀行です。
中国信託商業銀行
中国信託商業銀行は、台北市に本社を置き、高い知名度を誇る大手銀行です。
支店数とATMネットワークが非常に充実しており、コンビニATMと提携している点が大きな強みです。
そのため、現金の引き出しや振り込みを日常的に行う人にとって使い勝手が良い銀行といえます。
オンラインバンキングやスマホアプリも比較的使いやすく、口座開設後の管理もしやすいです。
生活利便性を重視する人に向いている銀行です。
玉山銀行
玉山銀行は、台湾の主要民間銀行の1つで、特にデジタルサービスの使いやすさに定評があります。
支店数も多く、都市部では生活圏で見つけやすいのが特徴です。
モバイルバンキングやオンラインバンキングの機能が充実しており、スマホアプリで残高照会・振込などを簡単に操作できます。
ATMやサービスに英語対応がある支店も多く、外国人利用者にも比較的安心して利用できる点がメリットです。
使い勝手の良いデジタル機能を重視する人に向いている銀行です。
國泰世華銀行
國泰世華銀行は、臺北市を本社とする台湾の大手商業銀行の1つで、1975年の創立以来、台湾全土に多くの支店を展開しています。
支店数は165以上あり、都市部の生活圏やMRTの駅周辺にもATMが多く設置されているため、日常の銀行利用がしやすい点が大きな特徴です。
また、現地銀行の中でも支店網が広く、ATMが便利な場所に多いことから、現金の引き出しや振込といった日常的な取引をスムーズに行いたい人に向いています。
預金口座だけでなく外貨口座やオンラインバンキングなども提供されており、台湾生活で銀行管理を便利にするサービスも充実しています。
ルール変更後の最新台湾の銀行口座開設法まとめ
以上、2025年から変更されたルールについてと、現行のルールで銀行口座を開設する方法を解説しました。

中華郵政の口座開設ルールの変更によって、基本的には居留証がないと口座開設できなくなったよ

ワーホリビザで渡航した場合、居留証がないから仕事を先に見つけたほうが、スムーズに口座開設できるよ♪
- 2025年7月より中華郵政の口座開設のルールが変更
- 居留証を持っていない外国人は、原則口座開設できない
- ワーホリビザの場合、居留証を取得できない
- 銀行口座開設の前に、先に就業先を決めると口座開設できる可能性が高い
- パスポート、統一帳號基資表、日本のマイナンバーカード、台湾の会社で働く証明書、印鑑を忘れずに持参
上記を踏まえて、銀行口座を開設しましょう。
大学卒業後、台湾の台中で1年間のワーホリを経験。
語学を勉強するのが好きで、大学時代に中国語を副専攻で勉強しながら、ラテン語の授業を受けたり、韓国語を独学で勉強したりした。
また、イタリア語をオンラインで学習中。
語学学習の楽しさやさまざまな国の文化を発信。


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