台湾のワーホリ生活で、仕事が見つかるか心配ですよね

台湾でどうやって仕事を探すの?

台湾ワーホリで仕事を探す方法を紹介するよ!
この記事では、台湾ワーホリで仕事は見つかるのか、探し方や手続きなどリアルな情報を紹介します。
実際に筆者の台湾ワーホリ生活を仕事の探し方などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
台湾ワーホリでの仕事の見つけ方5選

台湾ワーホリでの仕事の見つけ方は、以下の5選です。
台湾ワーホリ中に仕事を見つけるには、複数の手段を使い分けることが大切です。
求人サイトで検索する
台湾の代表的な求人サイト「104人力銀行」や「1111人力銀行」では、地元企業や店舗が数多くの求人情報を掲載しています。
基本的には中国語のサイトですが、条件検索や勤務地の絞り込み機能が充実しており、業種や語学レベルで選ぶことも可能です。
中国語をある程度読める方なら、応募の幅が一気に広がります。
履歴書の提出や面接の連絡も中国語で行われることが多いため、中級以上の語学力がある人向けの方法といえるでしょう。
ただし、担当者が退職していたり、すでに募集が終わっていたりすることもあり、連絡が返ってこないことが多いです。

日系企業や日本語教師など、日本語が通じる求人も一部見つかるよ!

「日文可」や「日本人」などのキーワードで検索すると効率的だよ♪
店に直接問い合わせる
台湾では人手不足のお店が意外と多く、飲食店やカフェ・アパレルなどでは「スタッフ募集(招聘/招募)」の張り紙をしていることがあります。
特に日本人経営のお店や観光客向けの施設では、日本語が使えることが強みになる場合もあります。
気になるお店があれば、履歴書を持参して直接尋ねてみると、採用されるかもしれません。
ただし、中国語での基本的な会話が求められるので、ある程度の語学力が必要でしょう。
面接の場面では、笑顔と簡単な自己紹介、中国語での挨拶ができると印象が良くなります。
ただし、募集が終わっても張り紙を貼りっぱなしであったり、条件が合わなかったりして不採用になることもあります。

行動力と語学力を兼ね備えた人におすすめの方法だよ!
Facebookを活用する
台湾在住の日本人が多く集まるFacebookグループでは、日本語教師や家庭教師、短期バイトなどの求人情報が頻繁に投稿されています。
例えば、「台北 求人」「台湾 ワーホリ仲間募集」などのグループに参加しておけば、現地での生の求人情報にアクセスできます。
日本語でのやり取りも多く、語学に自信がない初心者でも応募しやすいのが特徴です。
実際に家庭教師など仕事を見つけた人も多く、信頼できる相手であればやり取りもスムーズです。
ただし、個人の投稿には詐欺やトラブルもあります。

報酬の支払いや労働条件は事前にきちんと確認しておこう!
知り合いに紹介してもらう
語学学校や語学交換イベント、現地の日本人コミュニティなどで知り合った人から、アルバイトの紹介を受けるケースも多いです。
台湾は人とのつながりを大切にする文化があるため、一度信頼されれば友人の職場に呼ばれたり、アルバイトを紹介されたりするチャンスが広がります。
また、すでに働いている人からの紹介であれば、職場の雰囲気や仕事内容も事前に聞けるため安心です。

ネットには出回っていない「非公開求人」に出会える可能性もあるよ

語学力が足りなくても、誠実な態度や積極性があれば紹介につながることがあるため、人とのつながりを大切にしよう!
日本人掲示板を利用する
台湾在住の日本人向けに作られた掲示板では、求人情報や物件情報、交流イベントなどが定期的に投稿されています。
「台北ナビ掲示板」や「日台交流掲示板」では、日本語で投稿されているため初心者にも安心です。
語学教師やイベントスタッフ、翻訳など日本人向けの仕事が中心ですが、数としてはそれほど多くないのが難点です。
また、台北の情報が多いから、ほかの地域に住んでいる場合はあまり役に立たないかもしれません。
語学力が低めでも応募しやすく、仕事以外の生活情報も手に入るため、台湾生活のスタートを助けてくれるメディアでもあります。

投稿内容は日々変わるので、定期的にチェックすることが大切だよ
台湾で仕事するために必要な手続き

台湾でアルバイトをする際、健康診断を求められることがあります。
特に飲食や教育など業種では、健康診断書が必須となることが多いため、事前に確認しておきましょう。
健康診断を受ける場合は、いくつかある指定の病院のうち1つで受けます。
外国人でも予約せずに受け付けてもらえる病院もあるので、必要に応じて健康診断を受けましょう。
また、給与の受け取りには台湾の銀行口座の開設が必要です。
郵便局の口座は、パスポートと日本のマイナンバー・台湾のマイナンバー「中華民國統一證號」・フルネームの印鑑で開設できます。
一方、そのほかの多くの銀行では、口座開設時に「居留証(ARC)」の提示を求められますが、ワーホリビザでは居留証を取得できません。
ワーホリビザの場合、パスポートとビザ・住所証明を代替書類として銀行を開設します。
しかし、このとき居留証がないと対応を断られるケースも多いため、中国語か英語で説明しましょう。
住所証明は光熱費の請求書で可能ですが、大家の名義が記載されている場合は無効です。
携帯電話の契約と支払い明細を用意しておくと、スムーズに進むことが多いです。
さらに、職場によっては就労の条件として居留証の所持を求めることもあるため、ワーホリビザの制度を十分に理解し、受け入れ先と事前に確認しておくことが大切です。
台湾のアルバイトの時給はいくら?

台湾の最低賃金は、2025年時点で時給190元(約880円)となっており、多くのアルバイトもこの金額が基準です。
飲食店や小売業など未経験可の職種では最低賃金に近い時給が一般的です。
一方で、日本語教師や翻訳・家庭教師といったスキルが求められる仕事では、時給350〜600元(約1,600〜2,700円)程度の高待遇も期待できます。
なお、時給が高い案件ほど語学力や経験が問われるため、自身のスキルに合った仕事を探すことが大切です。
また、就労時間や休日手当の有無なども事前に確認しておきましょう。

時給だけでなく総収入の見込みも意識することがポイントだよ
台湾ワーホリで語学学校との両立はできる?

台湾ワーホリでは、語学学校とアルバイトとの両立ができます。
ただし、スケジュール管理が非常に重要です。
語学学校は午前か午後かに授業があることが多く、アルバイトの時間帯と重なる場合もあります。
そのため、事前に勤務シフトの融通がきく職場を探すことがポイントです。
語学学校に通うことで中国語の基礎を学べるだけでなく、現地での人脈づくりや求人情報を得るチャンスも広がります。
特に初心者にとっては、学校で得た語学力がそのまま仕事探しに直結することも多いでしょう。

語学学校との両立によってどちらも中途半端にならないよう、週ごとの予定をしっかり立てるのが大切

目的を明確にし、自分のペースに合ったスタイルを選ぼう!
語学学校とアルバイトの両立について詳しく知りたい方は、「台湾ワーホリ中に語学学校に通うべき?アルバイトとの両立はできるか徹底解説」を参考にしてください。
中国語ができなくてもアルバイトは見つかる?

インターネット上では「中国語ができなくても台湾でアルバイトは見つかる」といった情報をよく見かけますが、実際にはそれほど簡単ではありません。
確かに、日本語対応の観光施設や日系企業、日本語教師・家庭教師といった一部の職種では、中国語が必須でないケースもあります。
しかし、日本語が求められる求人はごく一部であり、競争率も高めです。
特に言語力が中国語だけでなく英語も不得意な場合、日本語のみでできる仕事の選択肢はさらに狭まります。
台北では比較的日本語の需要があります。
一方、台中や高雄など他の都市では、台湾語(閩南語)のスキルを求められることもあり、日本語しか話せない人への需要は少なくなります。
実際に、私はワングホリデーで台湾に渡航したものの、仕事が見つからずに帰国した人を見たことがあります。
語学力に自信がない場合は、出発前に中国語の基礎を学んでおく、現地で語学学校に通いながら仕事を探すといった準備が重要です。

楽観視せず、現実的なプランを立てて臨もう!
台湾での仕事の見つけ方5選や必要な手続きまとめ
以上、台湾ワーホリで仕事は見つかるのか、探し方や手続きなどリアルな情報を紹介しました。

まずは求人サイトで仕事を探してみよう!

ある程度の言語力があれば、仕事は見つかるからそんなに心配しなくても大丈夫♪
- 求人サイトや店に問い合わせるなどしてアルバイトを見つける
- 健康診断書や台湾の銀行口座が必要になる
- 台湾の最低賃金は、2025年時点で時給190元(約880円)
- 語学学校とアルバイトとの両立は可能
- 中国語ができなくても可能性はあるが、簡単ではない
台湾ワーホリでの仕事探しは、言語力や準備次第で大きく差が出ます。
現地の求人情報や語学学校を活用し、現実的なプランで行動することが成功のカギです。
大学卒業後、台湾の台中で1年間のワーホリを経験。
語学を勉強するのが好きで、大学時代に中国語を副専攻で勉強しながら、ラテン語の授業を受けたり、韓国語を独学で勉強したりした。
また、イタリア語をオンラインで学習中。
語学学習の楽しさやさまざまな国の文化を発信。
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