台中の観光地に行ってみよう｜見どころや行き方を紹介

みなさんは台中に行ったことがありますか。

この記事では、台中の観光地やその見どころ、行き方について紹介します。

宮原眼科

宮原眼科は、1927年日本統治時代に日本人の眼科医である宮原武熊が台中火車站の近くに開院し、終戦の1945年まで台中で最大規模の眼科診療所でした。

戦後は臺中衛生院として使用された時期もありましたが、その後、数十年間、建物は放置された状態でした。

そこで、土鳳梨酥を作ったお菓子会社の日出グループが、1年半の時間を費やし建物を修復し、スイーツショップとして開業しました。

現在では、鳳梨酥や牛軋糖などの台湾スイーツを求める観光客で賑わってきます。

アイスクリームが有名で、日本語のメニューもあり、店員さんも日本語で対応してくれます。

しかし、いつも並んでいて立ち食いなので、ゆっくり座りたい人は近くの姉妹店・第四信用合作社がおすすめです。

第四信用合作社でも同じアイスクリームが食べられ、注文前に試食もたくさんできますよ。

アクセス

台中火車站から徒歩約4分

高美濕地

高美濕地は、台湾のウユニ塩湖と言われるほど景色が綺麗なところで、特に夕日が綺麗と有名です。

台中の西海岸に位置し、台中駅などがある中心部からはかなり遠いところにあります。

広大な湿地には豊富な天然資源を擁し、保護区として生態系が保護されています。

絶滅の危機に瀕している珍しい植物「雲林莞草」が湿地に広がっています。

高美湿地は、入れる時間が決められており、満潮の前後2時間は閉鎖されます。

また、湿地に入るための木橋の通行時間帯が決まっていて、潮の満ち引きによって毎日変わります。

基本的には17：30～18：00まで解放されていますが、15:00前後に閉鎖されることもあります。

アクセス

台中火車站からBRTと呼ばれる蚕のようなバスが出ています。

• 309

台中火車站のA月台（Aホーム）から乗り、18號風車で降り、24分ほど歩くと到着します。

國立歌劇院

國立歌劇院は、オペラハウスでオペラやミュージカルなどが上映されています。

國立歌劇院の公式サイトでは、現在上映されている演目やイベント情報を載せています。

地上6階・地下2階のオペラハウスで、2007席ある大劇場（2～4階）、796席の中劇場（2階）、200席の小劇場（地下2階）の3つの劇場から成り立ちます。

1階にチケットセンターがあり、空席があれば当日券の購入が可能です。

オペラを鑑賞しない人でもすべての階に行くことができます。

また、1階にお土産物ショップがあり、服やカバン、文房具、雑貨、化粧品、石鹸など種類が豊富で、芸術性の高い商品が多いです。

さらに、5階にはレストランと展示スペースがあり、屋上にはテラスがあります。

オペラ鑑賞以外でも楽しめる場所です。

アクセス

台中火車站から以下のバス路線で行くと最寄り駅に到着します。

台中駅のバス乗り場は路線によって乗り場が変わるため注意しましょう

• 5　恵中市政北三路口下車
• 27　河南市政北二路口下車
• 75　台中國立歌劇院下車
• 300番台　新光/遠百下車

霧峰林家宮保第園區

霧峰林家宮保第園區は、台中市霧峰区にある台湾五大豪族の一つの霧峰林家の邸宅と庭園から構成されています。

霧峰林家は、1746年に中国の福建漳州から台湾に渡ってきた林石から始まり、三代目・林甲寅が霧峰を拠点に商売を始め、土地を開発しました。

日本の俳優・朝井大智さんは、霧峰林家の十代目子孫です。

国定古跡に指定されている大邸宅は、今も林家の末裔が暮らしています。

現在公開されているエリアは、かつて林家が居住していた「宮保第」と戯台（舞台）がある「大花庁」で、豪華絢爛な「大花庁」はここで一番の見どころです。

戯台とは中華式の舞台のことで、中国や台湾では昔、舞台を個人の邸宅に設置し、劇団を呼んでそこでお芝居を上演させていました。

大花庁の戯台は、天井に花や植物、書物、古楽器などが緻密に彫り込まれており、見事な装飾には目を見張ります。

林家の庭園「萊園」は、邸宅から100mほど離れた場所にあり、明台高級中学の敷地内に存在します。

この高校は林家が創立した学校で、庭園内には林家の博物館も併設されています。

アクセス

台中駅からバスで行く場合、以下のバス路線を利用すると最寄り駅に到着します。

ただし、台中駅のバス乗り場は路線によって乗り場が変わるため注意しましょう。

• 50　霧峰下車
• 59　59延　霧峰下車
• 107　霧峰下車
• 108　霧峰農會
• 200中興幹線　霧峰下車

彩虹眷村

彩虹眷村は台中にある芸術公園で、レインボーブリッジとも呼ばれています。

これらの絵はすべて写真に写っている一人のおじいちゃん（黄伯伯）が描いています。

もともとは1960年頃、国民党と共産党の内戦で行き場をなくした大陸出身の兵士とその家族のために作られた集住地域（眷村）の1つでした。

2008年、この眷村は再開発のため取り壊される計画が立てられましたが、ここの居住者で香港出身の中華民国国軍の退役軍人である黄永阜（黄伯伯）が壁や地面一面に絵を描き始めました。

その絵画がアートとして注目を集め、絵画の保存運動が起こり、現在は彩虹芸術公園として眷村一帯が保存されています。

年中無休で解放しており、10分ほどで1周できます。

修復作業のため、一時は休業していましたが、2023年6月1日に再び一般開放されました。

アクセス

台中駅から少し歩いて、これらのバス停から乗車しましょう。

• 30・30延　第一廣場乗車、嶺東科技大学（嶺東路）下車
• 56　台中車站（大智北路）乗車、彩虹眷村（嶺東南路）下車
• 290　台中車站（民族路口）乗車、春社里下車
• 323　台中車站（民族路口）乗車、彩虹眷村（嶺東南路）下車

323のバスの場合、1時間以上かかるので、そのほかの路線を利用することをおすすめします。

台中のバスアプリ

台中は捷運（MRT）が発達していないため、移動はバスが便利です。

また、台中のバスは時間通り来ることはないので、アプリを入れておくことをおすすめします。

行きたい場所までの生き方はもちろん、バスが今どこを走っているのかもわかるので入れておくと便利ですよ。

さらに、台中だけでなくそのほかの地域にも対応してますので、台湾のどこに行っても役に立ちます。

まとめ

以上、台中の観光地やその見どころ、行き方について紹介しました。

気になるところがありましたら、ぜひ台中へお越しください。