台湾のお土産に何を買いますか。
いつも鳳梨酥を買うよ!
鳳梨酥(パイナップルケーキ)は特に有名ですよね。
この記事では、台湾のお土産、特に鳳梨酥(パイナップルケーキ)について紹介します。
台湾のお土産
台湾のお土産で特に有名で人気であるのが、鳳梨酥(パイナップルケーキ)です。
実は、この鳳梨酥は2種類あります。
「鳳梨酥」と「土鳳梨酥」です。
鳳梨酥(パイナップルケーキ)とは
「鳳梨酥」は、パイナップル・小麦粉・鶏卵・バター・牛乳などを原料に使った焼き菓子で、台湾を代表するお菓子です。
中のパイナップルのジャムのような餡は、パイナップルと甘みの強い冬瓜を加えて作られています。
お土産としての知名度も人気も高く、甘みの強い「鳳梨酥」は日本人観光客に特に人気です。
「鳳梨」は台湾語でパイナップルという意味で、「酥」は牛乳と小麦粉の練り物という意味です。
「鳳梨酥」は台湾の多くの地域で作られ、元祖を名乗る店がたくさんあるため、どこの店がどうして作ったのか特定できません。
台中の菓子店が1950年頃に販売したのが始まりとも、1960年代から70年にかけて国策として作られたとも言われています。
土鳳梨酥とは
「土鳳梨酥」は、中の餡が「鳳梨酥」と違い、パイナップル100%を使用し、繊維質で酸味が強いです。
中国語で「土」は、「その土地の」「昔ながらの」という意味があります。
最近のブームは、パイナップル100%の「土鳳梨酥」です。
2006年に台中の製菓店「日出」が初めて作ったと言われています。
その後、2010年代から「土鳳梨酥」がさまざまな店から販売されるようになりました。
また、パイナップルのほかに、中の餡がメロンのもの「哈密瓜酥」やいちご「草莓酥」、リュウガン「桂圓酥」、なつめ「南棗酥」、ドリアン「榴槤酥」、マンゴー「芒果酥」、ブルーベリー「藍莓酥」などに変えたものも登場し、バリエーションが豊富です。
おすすめの鳳梨酥
次におすすめの鳳梨酥を紹介します。
お土産を買う際に参考にしてください。
微熱山丘 SunnyHills
微熱山丘 SunnyHillsの鳳梨酥は、台湾の鳳梨酥の代表としてガイドブックなどで取り上げられることが多いです。
なんとここでは、店内でお茶と鳳梨酥1個試食できます。
店内は木を基調とし、大きなテーブルやイスが配置され、まるでカフェのような空間が広がっています。
鳳梨酥をまるまる1個試食できるため、いつもお店の前にお客さんが並んでいます。
生地は新鮮な高級卵とフランスエシレ産の発酵バターを使用し、固めのクッキーのような食感です。
中の餡は、繊維がしっかりした酸味のあるパイナップルでぎっしりと詰まっています。
また、台湾だけでなく、東京やシンガポール、上海、香港にも支店があります。
各支店でも同様の試食サービスがあります。
試食だけでも大丈夫ですので、ぜひ一度お店に足を運んでみてくださいね。
日出土鳳梨酥
日出土鳳梨酥は、土鳳梨酥を台湾で始めて販売した店舗です。
台中にだけ店舗があり、日本語のメニューもあります。
また、海外発送にも対応しているので、台中土産にぴったりです。
本店の宮原眼科を除き、台中市内に4店舗あり、各店舗にそれぞれのテーマがあり、内装はテーマにあわせて店舗ごとにアレンジしています。
店内はもちろんのもと、お菓子のパッケージにもこだわっており、1つ1つデザインがとても可愛いです。
可愛い柄の箱は、鳳梨酥を食べ終わった後に小物入れなどに活用でき、食べた後も楽しめます。
The Nine烘焙坊
The Nine烘焙坊は、五つ星ホテル「オークラプレステージ台北(大倉久和大飯店)」の1階にあるベーカリー店です。
ここの鳳梨酥は、ガイドブックにもよく掲載されていて、とても有名です。
1つ1つデザインの異なる小さな箱に包装をされた鳳梨酥は、とても鮮やかな見た目で特別なお土産にぴったりです。
鳳梨酥の中の餡には、「台湾金鑚17号」という糖度の高いパイナップルを使用し、生地にたっぷり詰めています。
生地は芳醇なバターの風味が香り、食べ応えも十分で、日本人好みの甘すぎない味わいです。
箱詰めセットだけでなく単品購入もできるので、好きなデザインだけを選ぶこともできます。
佳德鳳梨酥
佳德鳳梨酥は、台北の南京三民にある1975年創業の名店で、いつ行っても行列が絶えません。
地元の台湾人から外国人観光客にまで絶大な人気を誇っており、2006年から始まった台北市の鳳梨酥のコンテストでは、初代グランプリを獲得していました。
しっとりしているのにサクサクしている生地に餡は甘過ぎず、バランスがとても良いです。
餡はパイナップルのほかにクランベリー、メロン、いちごなど種類が豊富です。
台北犁記
台北犁記は、台中で人気の老舗菓子店「犁記餅店」から暖簾分けしたお店で、台湾以外に上海にも支店があり、国内外から長年愛され続けているお店です。
ここの鳳梨酥は、柔らかくしっとりと甘いパイナップルの餡をバターの効いたサクサクの生地で包み、日本人も好みの味です。
また、手作りで添加物を一切使わない鳳梨酥は、子どもからお年寄りまで食べやすいと好評です。
正統派の味なので、初めて鳳梨酥を食べる方にもおすすめです。
5つの鳳梨酥が売られている店を紹介しましたが、ご存知のお店はありましたか。
ここで紹介したお店以外にも鳳梨酥の名店は、台湾にまだまだたくさんあります。
地元のベーカリーで作られるオリジナルの鳳梨酥やお土産店で昔から売られている定番商品など、知らなかった商品を発見することもあります。
その他台湾のお土産
鳳梨酥以外にも台湾のお土産はたくさんあります。
- 台湾茶
- 高粱酒
- 牛軋糖
- 石鹸
- 太陽餅
- 芋頭酥
- 漢方
- 台湾花布
- 客家花布
- 小米酒
台湾は地域によってさまざまな特産品があります。
例えば、太陽餅や芋頭酥は台中の名物です。
また、台湾は多民族国家で、客家や原住民などは独特な文化持っていて、彼らの人口が多い地域に行くと見たことない特産品に出会えます。
客家花布はとても色鮮やかできれいで、目を奪われます。
原住民が多く住んでいる台湾の東部には、原住民のお酒で粟で作られた甘い小米酒が良く売られています。
ぜひ、台北以外の地域にも足をのばしてみましょう。
まとめ
以上、台湾のお土産、特に鳳梨酥(パイナップルケーキ)について紹介しました。
よーし、今度の台湾旅行で鳳梨酥をいっぱい買うぞ~!
台湾旅行に行ったら、いろんなお店で試食して、自分好みの鳳梨酥を見つけましょう。
大学卒業後、台湾の台中で1年間のワーホリを経験。
語学を勉強するのが好きで、大学時代に中国語を副専攻で勉強しながら、ラテン語の授業を受けたり、韓国語を独学したりした。
また、イタリア語をオンラインで学習中。
語学学習の楽しさやさまざまな国の文化を発信。
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